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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/02/28

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【今日は何の日?】2月28日=春の嵐で地下鉄東西線が転覆事故(1978年) / 雑学ネタ帳

東京メトロ東西線(荒川橋梁).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

45年前の1978(昭和53)年。夜9時45分頃、東京都江戸川区小島町の荒川・中川鉄橋を走行中だった営団地下鉄(現・東京メトロ)東西線の車両(10両編成)が突風によって後部3両が脱線、うち2両が転覆し乗客ら21人が重軽傷を負うという大事故が起きました。

この日は東京、千葉、神奈川、静岡、長野の1都4県にて雷雨を伴う竜巻や突風が発生。とくに都内では瞬間風速にして40メートルもの突風が記録されました。

葛西駅(※当時、西葛西駅は未開業)を発車して南砂駅へと向かっていた西船橋発中野行き電車が中川・荒川を渡ろうとしたところ、突風によって35トンもある車両が大きく揺れて鉄橋上で脱線。後部の2両が転覆してしまったのでした。横転した車両の天井には直径約1メートルもの大きな穴が空き、外れた車輪は数メートル離れた鉄橋の上へと吹き飛ばされ、一部は上下線の間にある金網を突き破り、約10メートル下の土手まで転げ落ちていたそうです。

東京消防庁では直ちに救助第一指令を発令。はしご車、レスキュー車など24台を現場に出動させ、警視庁では小松川署に現場警備本部を設置したうえで機動隊員ら300人を動員して乗客救出に当たりました。

以降、東西線は不通となり、復旧工事は3月3日の深夜1時40分まで続きました。同日早朝5時の始発電車から全線での運転が再開。それは事故発生から55時間半ぶりのことでした。
 
 参照 : 昭和53年3月1日付の読売新聞朝刊

   文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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