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【今日は何の日?】3月1日=東急東横店の屋上に「チビッ子動物園」がオープン(1968年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
55年前の1968(昭和43)年。東京・渋谷駅直結の東急百貨店東横店の屋上に「動物を放し飼いにして、子どもたちと一緒に遊んでもらおう」というコンセプトでチビッ子動物園がオープンしました。
動物研究家の高橋英雄さん(43)と上野動物園の指導により、「絶対、子どもたちに危害を加えないもの」として選ばれた動物たちは、屋久島産のヤギ20匹、ウサギ50羽、モルモット50匹、英国産のポニー1匹、タヌキ1匹、その他にダチョウ、アヒル、ガチョウ、オウム、ウズラ、インコなど50羽以上の鳥類が集められました。
オウムやインコは、すでに高橋さんが自宅で飼い慣らしており、逃げ出さないようにしつけられていたそうです。また「3歳児コーナー」では、ウサギ、モルモット、ウズラたちと、子どもたちだけが入れるエリアとなり、付き添いの保護者たちも柵の外で見てもらう形になっていたそうです。
デパート屋上のチビッ子動物園の敷地は520平方メートルほどの広さ。もともと従業員のための食堂だった場所を壊したうえで、動物たちが夜に眠るための園舎や水鳥のための池などの工事が進められていました。
開園を前に従業員4人は上野動物園へと実習へと通い、動物についての知識を吸収。オープン後は混雑が予想される土・日曜には、動物好きのアルバイト女子学生が配置されることなっています。
東急東横店は2020年3月に閉店しましたが、渋谷駅の真上に、これだけの小動物が飼育されていた時代があったんですね。
参照 : 昭和43年2月29日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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