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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/03/06

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【今日は何の日?】3月6日=東京・日本橋浜町の地下からナウマンゾウの化石発見(1976年) / 雑学ネタ帳

ナウマン象(野尻湖).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

47年前の1976(昭和51)年。東京・日本橋の地下鉄工事現場から約15万年前に生息していたと考えられるナウマンゾウの骨の化石が、ほぼ完全な形で発見。発掘に当たっていた「野尻湖友の会」東京支部がこの日に発表しました。

ナウマンゾウの化石は69(昭和44)年に初めて北海道・忠類村(現・幕別町)で発見され、以降も千葉の佐倉市印旛沼付近東京周辺瀬戸内海と全国各地で発見されています。今回の発見は中央区日本橋浜町2丁目で行われていた都営地下鉄10号線(現・都営新宿線)の工事現場でした。地下22メートル付近で工事に当たっていた作業員が、ナウマンゾウの下アゴ付近の骨を発見したのです。

東京都教育庁から依頼を受けた「野尻湖友の会」東京支部がさっそく、2月29日から3月4日まで地下鉄工事を一時中止して発掘調査に取りかかりました。

その結果、第四紀洪積世の上部東京層(約15万年前)という青味がかった灰色の泥の地層の中から、頭の骨下アゴの骨舌の骨大腿骨ヒザの骨スネの骨足首指の骨などが、ほぼ原形のまま発掘されたのでした。

発掘場所が約15万年前に海だったことは想像できますが、骨の化石がバラバラにならずに保存されていたのは、近くから流されてきたモノが、発見場所にて海底の泥に埋まっていたためと見られています。

 参照 : 昭和51年3月7日付の読売新聞朝刊

   文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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