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【今日は何の日?】3月10日=新幹線が博多駅まで開通(1975年) / 雑学ネタ帳
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48年前の1975(昭和50)年。東海道・山陽新幹線の岡山~博多間(393km)が開通。64(昭和39)年10月に東京~新大阪間が開通してから10年半、72(昭和47)年3月に新大阪~岡山間が開通してから3年の月日を経て、ついに日本の大動脈が全通したことになります。
当時の新幹線は東京~博多間(1,069km)を6時間56分(※現在は4時間52分)で結びました。この日の博多駅には、国鉄の藤井松太郎総裁出席のもと、盛大な出発式が行われ、午前6時6分発の上りの東京行き初列車・ひかり100号が発車する11番ホームでは、午前5時50分より花束、記念品贈呈の後、国鉄総裁、福岡県知事、福岡市長の3人がテープカットを行いました。
一方の東京駅でも、午前6時発の下りの博多行き初列車・ひかり21号の出発を祝い、16番ホームにて式典が行われた後、東京南鉄道管理局吹奏楽団の演奏に見送られ、満員の始発列車が博多駅に向けて出発しました。
大動脈の開通により、この日より東京と福岡の両都市は「日帰り圏内」という認識となり、国鉄では全国の列車ダイヤを大幅に改正。その一方で、新幹線公害に悩む沿線住民が東京の全電通労働会館に集結し、「博多開業は新幹線公害の拡大」として抗議集会を開くなど、必ずしもお祝いムード一色ではなかった模様です。
参照 : 昭和50年3月10日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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