Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2023/03/10

#ひかり号#今日は何の日?#博多駅#国鉄#国鉄総裁#山陽新幹線#岡山駅#新幹線#昭和50年#東京駅#東海道新幹線#福岡市長#福岡県知事#記念式典

【今日は何の日?】3月10日=新幹線が博多駅まで開通(1975年) / 雑学ネタ帳

新幹線(0系).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

48年前の1975(昭和50)年。東海道・山陽新幹線岡山~博多間(393km)が開通。64(昭和39)年10月に東京~新大阪間が開通してから10年半、72(昭和47)年3月に新大阪~岡山間が開通してから3年の月日を経て、ついに日本の大動脈が全通したことになります。

当時の新幹線は東京~博多間(1,069km)を6時間56分(※現在は4時間52分)で結びました。この日の博多駅には、国鉄の藤井松太郎総裁出席のもと、盛大な出発式が行われ、午前6時6分発の上りの東京行き初列車・ひかり100号が発車する11番ホームでは、午前5時50分より花束、記念品贈呈の後、国鉄総裁、福岡県知事、福岡市長の3人がテープカットを行いました。

一方の東京駅でも、午前6時発の下りの博多行き初列車・ひかり21号の出発を祝い、16番ホームにて式典が行われた後、東京南鉄道管理局吹奏楽団の演奏に見送られ、満員の始発列車が博多駅に向けて出発しました。

大動脈の開通により、この日より東京と福岡の両都市は「日帰り圏内」という認識となり、国鉄では全国の列車ダイヤを大幅に改正。その一方で、新幹線公害に悩む沿線住民が東京の全電通労働会館に集結し、「博多開業は新幹線公害の拡大」として抗議集会を開くなど、必ずしもお祝いムード一色ではなかった模様です。

 参照 : 昭和50年3月10日付の読売新聞夕刊

   文 / 高木圭介

【日本全国電話・メール・WEB相談OK】介護職の無料転職サポートに申し込む

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事