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【今日は何の日?】3月14日=日本サウナ協会が東京温泉にて発会式(1966年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
57年前の1966(昭和41)年。現在ではすっかりおなじみ、何度目かのブームも訪れている北欧名物「サウナ風呂」を普及させる目的で、日本サウナ協会が東京・銀座の東京温泉にて発会式を行いました。
サウナ風呂はフィンランドで開催されたヘルシンキ五輪(57年)の選手村にてスポーツ選手のコンデイション調整用に使用。これが大変好評で以降は各オリンピックの選手村には大抵設置されることとなり、スポーツ関係者にはおなじみの存在でしたが、一般的にはまだ知名度が低かったのです。
フィンランド式は蒸し風呂を使う「トルコ風呂」とは違い、熱気を利用して蒸すのが特徴。当時の主流だったトルコ風呂が、付随してアダルトなサービスをも提供する店(現在のソープランド)と混在していることが問題視されており、この頃から健康志向のフィンランド式サウナ普及の機運が高まりつつあったのです。
発会式はフィンランド大使館の肝いり。挨拶を行った同大使館のヘッドマンソン参事官も「母国では老若男女が愛用しており、とても身体によろしい」と大いにサウナ効果を宣伝。
審議ストップ中の国会から駆けつけた篠田弘作議員(元国家公安委員長)も「今、国会では規制措置を検討中のトルコ風呂にかえて、健康第一のサウナ風呂を広めよう」と気炎をあげつつ、30人ほどの参会者とともに、大いにサウナのPRに務めていたそうです。
参照 : 昭和41年3月15日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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