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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/03/19

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【今日は何の日?】3月19日=神戸にて珍しい女子のサッカー試合が行われる(1967年) / 雑学ネタ帳

女子サッカー(イラスト).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

56年前の1967(昭和42)年。神戸市立王子陸上競技場(神戸市王子スタジアム)にて開催された『第1回神戸サッカーカーニバル』の中で、当時としてはかなり珍しい女子のサッカー試合が実施されました。

なでしこジャパンの活躍、国民栄誉賞受賞(2011年=女子ワールドカップ優勝時)などを経た現在では、女子サッカーは当たり前に存在する人気スポーツですが、56年前は女性がサッカーをプレーすること自体がニュースになっていたのです。

試合は、ともに前年(66年)11月に結成されたばかりの福住女子サッカースポーツ少年団(神戸市灘区)と神戸女学院中等部(西宮市)の1戦。試合時間は前、後半合わせて25分と、正規ルール(90分)よりもかなり短縮版。しかし、主審、線審(現・副審)ともに女性を起用する実験的なものでした。

両チームともに結成から半年にも満たないとあって、試合運びもぎこちないものだったとか。前半戦こそ互角でしたが、後半に入ると福住女子サッカースポーツ少年団が決勝点をあげて1-0で勝利。見事にお姉さんチームの鼻をあかすこととなりました。 

この実験的な試合後、関係者は「勝敗はともかく、男性のスポーツにどこまで女性の力が通用するか、今後も試してみたい」と語っていたそうです。

 参照 : 昭和42年3月20日付の読売新聞朝刊

     文 / 高木圭介
 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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