#なでしこジャパン#サッカー#今日は何の日?#女子サッカー#昭和42年(1967年)の出来事#神戸女学院中等部#神戸市立王子陸上競技場
【今日は何の日?】3月19日=神戸にて珍しい女子のサッカー試合が行われる(1967年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
56年前の1967(昭和42)年。神戸市立王子陸上競技場(神戸市王子スタジアム)にて開催された『第1回神戸サッカーカーニバル』の中で、当時としてはかなり珍しい女子のサッカー試合が実施されました。
なでしこジャパンの活躍、国民栄誉賞受賞(2011年=女子ワールドカップ優勝時)などを経た現在では、女子サッカーは当たり前に存在する人気スポーツですが、56年前は女性がサッカーをプレーすること自体がニュースになっていたのです。
試合は、ともに前年(66年)11月に結成されたばかりの福住女子サッカースポーツ少年団(神戸市灘区)と神戸女学院中等部(西宮市)の1戦。試合時間は前、後半合わせて25分と、正規ルール(90分)よりもかなり短縮版。しかし、主審、線審(現・副審)ともに女性を起用する実験的なものでした。
両チームともに結成から半年にも満たないとあって、試合運びもぎこちないものだったとか。前半戦こそ互角でしたが、後半に入ると福住女子サッカースポーツ少年団が決勝点をあげて1-0で勝利。見事にお姉さんチームの鼻をあかすこととなりました。
この実験的な試合後、関係者は「勝敗はともかく、男性のスポーツにどこまで女性の力が通用するか、今後も試してみたい」と語っていたそうです。
参照 : 昭和42年3月20日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。