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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/03/22

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【今日は何の日?】3月22日=映画スタアの市川雷蔵がラジオに初出演(1965年) / 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

58年前の1965(昭和40)年。大映の看板スタア・市川雷蔵さんがラジオ番組に初出演しました。

歌舞伎役者から映画俳優へと転身した市川さんは、映画俳優として大の売れっ子。まだ映画人気が高かった時代とはいえ、年に10本以上もの映画に出演し、しかもそのほとんどが主演作品という大映の看板スタアであったため、映画以外にテレビやラジオ番組といった他メディアに出演すること自体が、かなり異例のことだったのです。

そのラジオ番組はNHKラジオ第1で、夜9時30分から三夜連続で放送されたラジオ連続小説『宮本武蔵』でした。吉川英治さんの原作を、劇作家であり、歌舞伎や狂言の作者、演出家としても知られ「昭和の黙阿弥」と称された宇野信夫さんがラジオドラマ用に脚色しました。

配役は主役の宮本武蔵が市川雷蔵さん。恋人・お通が中村恵子さん。武蔵を厳しくも温かく見守る沢庵和尚がドラマ版の水戸黄門(初代)でおなじみの東野英治郎さん。宍戸梅軒が東宝映画でおなじみの小杉義男さん、その妻を演劇界の重鎮・杉村春子さんが演じています。音楽は数々の時代劇音楽を手がけている富永三郎さんが担当。ナレーターは同作の朗読でもおなじみの徳川夢声さんです。 

ラジオドラマにて剣聖・宮本武蔵を演じた市川雷蔵さんは、その後もラジオやテレビドラマといった他メディアへの出演が期待されましたが、4年後(69年)の7月に大腸がんのため37歳の若さで死去しています。

 参照 : 昭和40年3月22日付の読売新聞朝刊

 文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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