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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/04/03

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【今日は何の日?】4月3日=王選手の父・仕福さんが40年ぶりに里帰り(1965年) / 雑学ネタ帳

貨物船(イラスト).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

58年前の1965(昭和40)年。読売ジャイアンツの王貞治選手(現・福岡ソフトバンクホークス取締役会長)の父である王仕福さん(当時64歳)が、約40年ぶりに生まれ故郷に里帰りしました。

仕福さんは中華民国出身。1922(大正11年)に日本に渡ってきました。この年、すでに3年連続でホームラン王となり、息子が日本中から愛される人気者となっていることに対する「恩返し」として、戦時中に大陸にて戦死した日本兵の霊を慰めようと思い立ち、約40年ぶりとなる里帰りを決意したそうです。

上海青田南京広州などを約50日間で回り、その間に温州府にある実家にも立ち寄り、両親の墓参りもする計画でした。

仕福さんは午前10時にノルウェーの貨物船「ヘリオス号」に乗り込んで横浜港を出港。夕方から後楽園球場にて南海ホークスとのオープン戦を控えた王選手も見送りにかけつけ、「私は故郷を知らないので、ぜひ近いうちに里帰りしたい。国の人によろしく」と仕福さんと握手。ついでに「嫁でも探してきてもらうかな...」と冗談を飛ばしつつ、真っ黒に日焼けした顔をほころばせていたそうです。

 参照 : 昭和40年4月3日付の読売新聞夕刊
 

  文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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