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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/04/13

#IOC総会#アルバム#今日は何の日?#原色オフセット印刷#国立競技場#昭和34年(1959年)の出来事#東京オリンピック#東京五輪,招致活動

【今日は何の日?】4月13日=東京オリンピック招致用の「アルバム」が完成(1959年) / 雑学ネタ帳

旧・国立競技場.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

64年前の1959(昭和34)年。5年後(1964年)のオリンピック開催地が決定されるIOC総会(5月26日=西ドイツ・ミュンヘン)に向けて、東京都が東京の魅力を詰め込んだ豪華アルバムを作成。ようやくこの日に完成しました。

1964年のオリンピック開催地には、東京のほか、デトロイト(米国)、ウィーン(オーストリア)、ブリュッセル(ベルギー)が立候補。この時代の日本は、海外諸国ではまだ「サムライ」「フジヤマ」「ハラキリ」「スキヤキ」といったイメージが強かったのも事実です。まだ映像やSNS等でプレゼンする時代ではありません。そこで東京都では招致運動の一環として、現代トーキョーの姿を写真にて紹介するアルバムを作成することにしました。

当然ながら国立代々木競技場駒沢体育館など、目を引く近代的なデザインを誇る東京五輪用施設はまだ存在していません。アルバムは縦30センチ、横31センチのアート紙を使用。原色オフセット印刷で、オリンピック開催の折にはメーン会場に予定される国立競技場(写真)などの施設が、美しい写真とともに全74ページにわたって紹介されていました。

この日に900部が刷り上がり、東京都では5月26日のIOC総会に間に合わせるべく、4月16日には各国のオリンピック委員会に向けて発送。このアルバムは五輪招致に向けて、日本の魅力を伝える大きな武器となった模様です。

 参照 : 昭和34年4月13日付の毎日新聞朝刊

    文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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