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【今日は何の日?】4月14日="鉄の女"サッチャー女史が日本の中学校を見学(1977年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
46年前の1977(昭和52)年。日本を訪問中だった英保守党の党首、マーガレット・サッチャー女史(当時51歳)がこの日の午後、東京教育大学附属中学(東京都文京区=現・筑波大学附属中学)を訪れ、授業などを熱心に見学しました。
"鉄の女"の異名でも知られるサッチャー女史は1970~74年に教育科学相を務めていた経験もあり、日本の教育システムにも興味津々。案内をする校長先生に「どういう方法で入学希望者を選別するのですか?」などと質問し、同校では附属小学校への入学段階で二次選抜に抽選方式が採用されていることを知り、とても驚いた表情を見せていたそうです。
理科実験室にて行われていた3年3組の生物授業を見学すると、先生に「クラスは何人?」と質問しつつ、顕微鏡をのぞきだすなど授業の内容にも興味津々。その鋭い眼差しと立ち振る舞いを見た中学生たちは「エライ人って感じだね」「ちょっと怖そうなオバサンだな...」などと口にしていたとか。
その後、日本独自となる書道の授業も見学。ここで同行していた取材陣から、日本の学校についての印象をたずねられると「2つや3つのクラスを見て、印象を語るのは早すぎます!」とピシャリ! まさに"鉄の女"の異名通り、生真面目なコメントを残しています。
そんなサッチャー女史が英国史上初となる女性首相に就任したのは、2年後(79年)の5月のことでした。
参照 : 昭和52年4月15日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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