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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/04/27

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【今日は何の日?】4月27日=銀座の真ん中で迷子のフクロウが捕獲(1958年) / 雑学ネタ帳

エゾフクロウ.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

65年前の1958(昭和33)年。午前10時すぎ、東京都中央区銀座5丁目の理髪店の表ガラスに何者かが激突。その正体はなんとフクロウでした。そのまましばらく気絶していたフクロウでしたが、理髪店の店員さんの介抱によって無事に息を吹き返しました。

思わぬ珍客に困った店員さんは「誰かが飼っていたものに違いない」と、近くの尾張町交差点(現・銀座四丁目交差点)の交番に届け出ましたが、翌日になっても飼い主は見つからず...。

警察から連絡を受けた上野動物園でも「フクロウの迷子は東京でもチョイチョイあるが、銀座の真ん中では珍しい。きっと皇居の森の住人だろう」と推測。

管轄の築地署では、規則通りに遺失物として1年間保管するのも厄介とあり、届け出た理髪店に「すまんが、飼ってやってくれよ」と頼み込む始末。仕方なく理髪店では迷子のフクロウを住み込ませることにしました。フクロウなど猛禽類は、餌の確保(生きた小動物など)が大変なことで有名です。

餌の世話だけでなく、フクロウは昼夜逆転生活でも知られた存在。ちょうど銀座のネオンが点灯し始める頃になると、目をバッチリとあけては「ホウホウ」と鳴き出すため、理髪店でも「一晩中付き合っているワケにもいかず...」と困り顔。今では銀座に「ふくろうカフェ」などもありますが、65年前の銀座にやってきたフクロウがその後どうなったのか?とても気になりますね。
 
 参照 : 昭和33年4月29日付の朝日新聞夕刊

  文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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