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【今日は何の日?】5月1日=浅草の雷門が95年ぶりによみがえる(1960年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
63年前の1960(昭和35)年。東京・浅草のシンボルである雷門が95年ぶりによみがえり、門の左右に配置された風神像、雷神像の除幕式が行われました。
雷門は平安時代の天慶5(942)年、平将門の乱が鎮圧された後に安房守となった平公雅(たいらのきんまさ)がその後に武蔵守となり、観音様を天災から守るために建立。しかし江戸時代末期の慶応元(1866)年に、浅草田原町の大火によって焼失してしまったのです。以降、何度となく再建の話が持ち上がるも、そのたびに挫折。近代において浅草が流行の発信地として賑わっていた時代すらも、ずっと仮設門のままでした。
このほど、松下電器(現・パナソニック)の松下幸之助社長の寄進を受けて、約1世紀ぶりの再建が実現。約2,600万円の費用と1年の工期を経て、コンクリート製、切妻造り、合成樹脂で極彩色に塗装された八脚門が完成に至りました。間口12.5メートル、高さ11メートルと、昔と変わらぬサイズで再建された門の左右には、同じく修復された風神像と雷神像が収められました。
地元・浅草観光連盟では、5月3日の落慶式に向けて、稚児行列や木やり、金竜の舞などを準備し、浅草のシンボル復活を祝いました。
偶然ではありますが、ちょうどこの日に前年(59年)の長者番付が発表。昨年に続いて堂々、2年連続の1位となったのは2億5,686万3,000円を申告した松下幸之助さんでした。さすが!
参照 : 昭和35年4月28日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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