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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/05/01

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【今日は何の日?】5月1日=浅草の雷門が95年ぶりによみがえる(1960年) / 雑学ネタ帳

浅草・雷門.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

63年前の1960(昭和35)年。東京・浅草のシンボルである雷門が95年ぶりによみがえり、門の左右に配置された風神像雷神像の除幕式が行われました。

雷門は平安時代の天慶5(942)年、平将門の乱が鎮圧された後に安房守となった平公雅(たいらのきんまさ)がその後に武蔵守となり、観音様を天災から守るために建立。しかし江戸時代末期の慶応元(1866)年に、浅草田原町の大火によって焼失してしまったのです。以降、何度となく再建の話が持ち上がるも、そのたびに挫折。近代において浅草が流行の発信地として賑わっていた時代すらも、ずっと仮設門のままでした。
 
このほど、松下電器(現・パナソニック)の松下幸之助社長の寄進を受けて、約1世紀ぶりの再建が実現。約2,600万円の費用と1年の工期を経て、コンクリート製、切妻造り、合成樹脂で極彩色に塗装された八脚門が完成に至りました。間口12.5メートル、高さ11メートルと、昔と変わらぬサイズで再建された門の左右には、同じく修復された風神像と雷神像が収められました。
 
地元・浅草観光連盟では、5月3日の落慶式に向けて、稚児行列や木やり、金竜の舞などを準備し、浅草のシンボル復活を祝いました。

偶然ではありますが、ちょうどこの日に前年(59年)の長者番付が発表。昨年に続いて堂々、2年連続の1位となったのは2億5,686万3,000円を申告した松下幸之助さんでした。さすが! 
 
 参照 : 昭和35年4月28日付の毎日新聞朝刊

    文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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