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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/05/10

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【今日は何の日?】5月10日=テッド・ターナー氏がアトランタ・ブレーブスの監督に就任(1977年) / 雑学ネタ帳

メジャーリーグ野球(アトランタ).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

46年前の1977(昭和52)年。米メジャーリーグのアトランタ・ブレーブスのオーナーであるテッド・ターナー氏(当時38歳)が突如、自ら監督に就任してしまう珍事が起きました。

事の発端はチームの成績不振。ブレーブスは4月23日から黒星続きで、ついには16連敗! 地元ファンは嘆き、本拠地(当時はアトランタ・フルトン・カウンティ・スタジアム)の客足も落ちるばかり...。そのため、オーナーであるターナー氏が大ナタを振るい、デーブ・ブリストル監督に休養を命じました。

と......ここまではよくある話なのですが、ターナー氏はオーナー権限でなんと自らが監督に就任。厳密には10日間という期限付きの「臨時監督」ではありましたが、背番号27をつけて堂々とベンチ入りしてしまったのです。その姿は全米を驚かせました。

細かい部分はコーチ陣に任せつつ、意気揚々と采配を振るったターナー新監督でしたが、試合は1対2でまたもや黒星。ついでに機構側からも球団オーナー自らの監督就任にストップが入り、ターナー監督は連敗記録を17に伸ばしただけの「1日監督」に終わりました。

5月12日のピッツバーグ・パイレーツ戦からはバーン・ベンソンコーチに監督を任せてみたところ、これが大当たり。ナ・リーグ首位を走るパイレーツを6対1に下して、ようやく連敗街道を脱出。ターナー"前監督"も破顔一笑でご満悦だったそうです。

そんなターナー氏は3年後の80(昭和55)年6月にニュース専門局「CNN」を設立。メディア王、実業家として世界中に大きな影響を与え続けることとなります。
 
 参照 : 昭和52年5月14日付の読売新聞朝刊

   文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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