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【今日は何の日?】5月18日=東京都が「いたずらカラス」に敗北声明(1973年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど半世紀前の1973(昭和48)年。約1か月前から東京・目黒区内で子どもらがカラスに襲われる被害が相次いでいたことに対し、東京都経済局林務課は「打つ手がありません...。2週間、保護観察することに決めました」と事実上の"敗北声明"を出しました。
春先より目黒区上目黒にて子連れカラスが出没。当初は残飯や屋外で飼育されている金魚を失敬しては、上目黒2丁目にある大きな松の木のねぐらへと運んでいただけでしたが、徐々にそのいたずらぶりがエスカレート。近所の小学生や主婦ら10人が襲われました。
5月14日には5歳の女児が襲われ、5~6か所がミミズ腫れ、10か所に傷を負わせました。5月16日には小学3年生男児の頭にとまってはケガを負わせ、30分後には近所のアパート屋上からカラスの餌場をのぞき込んでいた会社員(24)目がけて急降下し、右手人差し指を爪で引っかきました。
その他にも主婦がゴミ出しした瞬間を狙って舞い降りてきてはゴミを漁ったり、コンクリート塀の上で昼寝していたネコに襲いかかり、ネコが怒り出すと、空中よりもう1羽が加勢してきて、2羽でネコをなぶりものにするなど、かなりタチの悪いものになってきました。
東京都では、カラス退治に白旗をあげた理由に関し、無理に捕獲しようとしても毒物使用は他の動物に対しても危険リスクが高いこと、銃は民家密集地のため危険、カスミ網は利口なカラスには効果なしと判断したことを明かしています。
凶暴化したカラスは、どうやら巣にいる子ガラスの育児で気が立っている様子。約2週間ほどで巣離れしたら、凶暴ないたずらも治まるのでは?と楽観的解釈も含みつつの都の敗北声明でした。それまでは人間様のほうで、カラスには近寄らないよう注意するという処置に留まりました。
昭和48年5月17日、5月18日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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