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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/05/20

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【今日は何の日?】5月20日=日光・華厳の滝で「HELP!」とルージュの伝言(1967年) / 雑学ネタ帳

華厳の滝(日光市).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

56年前の1967(昭和42)年。午後4時30分頃、華厳の滝(栃木県日光市)の滝つぼから約100メートルほど下流にて、「HELP!」と描かれたチリ紙を必死に振っている外国人カップルが発見されました。

同滝の観瀑台(かんばくだい=滝の向かいから滝つぼを見る展望台のこと)から滝を見ていた観光客が2人を発見。直ちに日光署へと連絡しました。同署では地元山岳会員らの応援を求めて、午後6時頃に2人の救出に成功しました。

軽いかすり傷を負っていた2人は、新宿区在住の上智大学講師の男性(27)とその夫人(26)でした。2人は午前11時30分頃、茶の木平から滝つぼ方面へと下りましたが、そこはガレ場(岩屑がガラガラと積み重なった場所)となっており、はい上がることができずに困り果てていたそうです。

そこでチリ紙に、夫人の持っていた口紅にて「HELP!」と大きく描き、それを観瀑台にいる観光客に向けて振ることで助けを求めていたのでした。日が暮れてしまうギリギリのタイミングで救出されて何よりでした。

 参照 : 昭和42年5月21日付の朝日新聞朝刊 

       文 / 高木圭介


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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