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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/05/27

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【今日は何の日?】5月27日=女性向けファッション誌「MORE」が創刊(1977年) / 雑学ネタ帳

女性誌(イラスト).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

46年前の1977(昭和52)年。集英社より20~30代のOLさんを主要ターゲットとした月刊ファッション誌『MORE』が創刊されました。6年前(71年)に同社から創刊された『non-no』の上位版として企画され、創刊時よりnon-noと同じ版型のオールカラーグラビア印刷で、価格は430円でした。

この日の朝刊各紙に掲載された広告には「モアよ、きょう飛べ 新しい女性のための新しい雑誌誕生。ノンノの集英社から。創刊号本日発売」のコピーが踊っています。

雑誌のコンセプトを周知されるため創刊号の表紙や広告は非常に大切な意味を持ちます。この広告にはその他にも「1片の言葉(フレーズ)にも美しい知性がきらめている、モア」「ちいさな1ページにも美しい生き方を見つけ出す、モア」「1着の服(ファッション)にも美しい生き方を表現する、モア」の文言が散りばめられていました。

創刊特別インタビューでは、「悲しみよこんにちは」でおなじみのフランソワーズ・サガンさん(フランスの小説家)が愛について語っており、連載小説は五木寛之さんの「四季」、渡辺淳一さんの「女優」がスタート。「ダメな男のカタログ30」なんて企画記事も掲載されています。

のちに、当時はまだ何かとタブー視されていた「性」に関するアンケート調査『モア・リポート』が名物となった同誌だけに、創刊号から特別企画として「現代女性の『愛と性』を考える」として、「あなたはなぜ『飛ぶのが怖い」のか?」などの記事も組まれていました。

そんな攻めた企画で話題となっていた『MORE』ですが、「オンナ心の研究と対策のため~」などと言いつつ、コッソリと購入しては読みふける男性読者が多かったことでも知られています。

 参照 : 昭和52年5月27日付の朝刊各紙に掲載された新聞広告 

        文 / 高木圭介
 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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