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【今日は何の日?】6月4日=謎の「石油缶マスク」がトラックにはねられ交通事故死(1961年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
62年前の1961(昭和36)年。この日の昼下がり、日通の札幌支店苗穂自動車所の定期便トラックが、札幌市郊外の定山渓温泉から洞爺湖へと抜ける中山峠を走行していた時のことです。
突然、林の中から怪しくも巨大な黒い物体が道路へと飛び出してきて、トラックにはねられてしまい、そのまま動かなくなってしまいました。
慌ててトラックを下りた運転手さんが確認してみると、頭からスッポリと石油缶を被った生物の正体は、なんと黒い大グマ。身長は約150センチ、体重は100キロ程度だったそうです。
「石油缶マスク」に変身した大グマ、冬眠から目覚めてお腹がすいていたのでしょうか? 峠の近くにある工事現場に姿を現わし、ゴミを捨てるために再利用されていた石油缶に頭を突っ込み、夢中で残飯をあさっていたところ、石油缶が頭から取れなくなってしまった模様です。
慌てた大グマは、視界ゼロの状態で道路へと飛び出してしまい、そこをトラックにはねられるという悲劇に見舞われたのでした。
約10年後、子どもたちに大人気だった劇画『タイガーマスク』の最終話にて、主人公のタイガーマスクこと伊達直人がダンプカーにはねられて交通事故死したのは有名な話ですが、この「石油缶マスク」の悲劇はどれぐらいの人が憶えているのでしょうか?
参照 : 昭和36年6月5日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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