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【今日は何の日?】6月6日=主役はイルカ~「わんぱくフリッパー」が放送スタート(1966年)/雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
57年前の1966(昭和41)年。月曜夜7時、フジテレビ系で米フロリダ州コラル・キイ海洋公園を舞台とした米国産30分ドラマ『わんぱくフリッパー』の放送がスタート。1回目の放送は「黒い怪物」というお話でした。
海洋公園の主任監督官であるポーター・リックス(ブライアン・ケリー演)と、その息子であるサンディ(リューク・ハルピン演)、パド(トミー・ノーデン演)の兄弟と、彼らのペットである利口なイルカ・フリッパーが主人公となり、カラー放送でより映える美しいフロリダの海を舞台に物語が繰り広げられました。
「わんぱく~」の言葉に惑わされがちですが、フリッパーは4才のメス。マイアミの水族館で飼われている80頭の中から撮影用に選ばれた芸達者なエリートイルカです。実のところフリッパーを演じたイルカは5頭いたとか。
そのうちの1頭であるキャシーが、撮影用ライトによる火傷や撮影によるストレスで死んでしまい、その罪悪感から番組用の調教師を務めていたリック・オバリーさんは仕事を辞めてしまい、その後は半生をイルカ解放運動に捧げることになったそうです。
実際、日本国内でもフリッパーの人気によって、イルカが人なつっこく、利口な動物であることが知れ渡りました。それは日本以外の国でも同様だった模様で、イルカ人気が高まるとともに、世界中でイルカショーが催されることとなり、そのために野生のイルカが捕獲されることとなったとも言われています。
テレビシリーズ終了後も世界中で再放送が繰り返され、その知名度は高いまま。「フリッパー」の名前はイルカの代名詞であり続けました。95年にはテレビシリーズもリメイクされ、そこにはかつて小さな子どもだったパドが、子ども時代にフリッパーというイルカを飼っていたことのある海洋研究博士として再登場し、往年のファンを喜ばせました。
参照 : 昭和41年6月6日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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