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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/06/06

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【今日は何の日?】6月6日=主役はイルカ~「わんぱくフリッパー」が放送スタート(1966年)/雑学ネタ帳

イルカ(笑顔).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

57年前の1966(昭和41)年。月曜夜7時、フジテレビ系で米フロリダ州コラル・キイ海洋公園を舞台とした米国産30分ドラマ『わんぱくフリッパー』の放送がスタート。1回目の放送は「黒い怪物」というお話でした。

海洋公園の主任監督官であるポーター・リックス(ブライアン・ケリー演)と、その息子であるサンディ(リューク・ハルピン演)、パド(トミー・ノーデン演)の兄弟と、彼らのペットである利口なイルカ・フリッパーが主人公となり、カラー放送でより映える美しいフロリダの海を舞台に物語が繰り広げられました。

「わんぱく~」の言葉に惑わされがちですが、フリッパーは4才のメス。マイアミの水族館で飼われている80頭の中から撮影用に選ばれた芸達者なエリートイルカです。実のところフリッパーを演じたイルカは5頭いたとか。

そのうちの1頭であるキャシーが、撮影用ライトによる火傷や撮影によるストレスで死んでしまい、その罪悪感から番組用の調教師を務めていたリック・オバリーさんは仕事を辞めてしまい、その後は半生をイルカ解放運動に捧げることになったそうです。

実際、日本国内でもフリッパーの人気によって、イルカが人なつっこく、利口な動物であることが知れ渡りました。それは日本以外の国でも同様だった模様で、イルカ人気が高まるとともに、世界中でイルカショーが催されることとなり、そのために野生のイルカが捕獲されることとなったとも言われています。

テレビシリーズ終了後も世界中で再放送が繰り返され、その知名度は高いまま。「フリッパー」の名前はイルカの代名詞であり続けました。95年にはテレビシリーズもリメイクされ、そこにはかつて小さな子どもだったパドが、子ども時代にフリッパーというイルカを飼っていたことのある海洋研究博士として再登場し、往年のファンを喜ばせました。

 参照 : 昭和41年6月6日付の毎日新聞朝刊

  文 / 高木圭介


 

 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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