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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/06/20

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【今日は何の日?】6月20日=ハイライト(たばこ)が新発売(1960年) / 雑学ネタ帳

たばこ(中身).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

63年前の1960(昭和35)年。のちに1960~70年代を代表する国産たばことなった「ハイライト(hi-lite)が、この日より日本専売公社より発売されました。

1箱に20本入りで70円(現在は520円)。新聞広告に「ふつうのたばこより10%長いロングサイズ」「たばこの味をかるくするフィルター付」と記されている通り、それまで国産たばこの主流だった「しんせい」「いこい」などと違い、はじめからフィルターが装着されており、サイズも日本初の80ミリを実現。香料にはラム酒フレーバーが使われ、パッケージはフィルム包装されるなど、まさに「新時代のたばこ」を感じさせるものでした。

発売されるや瞬く間に人気銘柄となり、1960~70年代を代表する国産大衆向けたばことなりました。

コバルトブルー地に「hi-lite」と白文字で記されたパッケージデザインを手がけたのは、のちに週刊文春の表紙イラストなどでおなじみとなる和田誠さん(2019年に83歳で死去)でした。レミパンでおなじみの平野レミさんの旦那さんです。

今も変わらぬこのパッケージが後世に与えた影響は大きく、「会議=会議室でたばこを吸いながら」が定番だった当時、64(昭和39)年10月の開通に向けて、東海道新幹線の車両(0系)カラーを決定する際、会議中にハイライトのパッケージを眺めつつとなり白地に青ラインになったとか、同じ理由で営団地下鉄(現・東京メトロ)東西線のカラーが青色になったなんて話が言い伝えられています。

 参照 : 昭和35年6月に各紙に掲載された新聞広告 

          文 / 高木圭介
 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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