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【今日は何の日?】6月22日=上野動物園に2頭のコヨーテがお目見え。その名前は?(1967年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
56年前の1967(昭和42)年。シートン動物記やルーニー・テューンズのアニメ『ロード・ランナー』でおなじみの動物・コヨーテのオスとメス各1頭が上野動物園に初めてお目見えしました。
大きさこそ、シェパード犬をひと回り小さくした程度ですが、鋭い牙とランランと光る目は、北米で"草原のギャング"と恐れられる通り、まさに野生その物。日本でこそ馴染みの薄い動物ですが、その生息地域では夜に聞こえる「ウーウー」という遠吠えに、恐怖を感じる人が多いのも納得です。
このコヨーテ2頭は、上野動物園の動物病院の中川志郎院長の知人、アラスカ・フェアバンクス米空軍基地勤務のシモンズ獣医が、基地の近くで捕獲し、それを立川基地で獣医部長を務めるリチャードソン少佐を通じて同園にプレゼント。コヨーテは当時、日本国内ではまだ鹿児島・鴨池動物園でしか飼育されていなかったため、上野動物園側も大喜びしたそうです。
2頭のコヨーテはともに2才。オスはすでに「ドン」と命名済みだったため、メスのほうは上野動物園が「ガバチョ」と命名。説明するまでもなく、当時大人気だったNHK人形劇『ひょっこりひょうたん島』の登場人物からの命名です。メスのコヨーテが、ひょうたん島の大統領よろしく、「みなさ~ん」とか「ハタハッハ」と珍妙な遠吠えをしていたわけではありません。
参照 : 昭和42年6月23日付の読売新聞朝刊
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介護のみらいラボ編集部コメント
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