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【今日は何の日?】6月28日=阪神・バッキー投手が外国人初のノーヒットノーラン達成(1965年) / 雑学ネタ帳

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58年前の1965(昭和40)年。この日の夜、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われたプロ野球、セ・リーグ「阪神タイガースvs読売ジャイアンツ」で、阪神のジーン・バッキー投手(当時27歳)が外国人初のノーヒットノーランを達成しました。
首位を走る巨人打線は打線も好調でしたが、バッキー投手はスビードの乗った直球、大きく曲がるカーブ、得意のチェンジアップ、ナックルを内外角に散らしつつ巨人打線を完封。最後の打者となった巨人の国松彰選手(現・亀屋万年堂会長)を二塁ゴロに打ち取ると、グラウンドで飛び上がり、強烈なナックルを捕球し続けていたせいで、突き指していた辻佳紀捕手と抱き合って喜びを爆発させました。
前年に投手コーチとして阪神に移籍後、バッキー投手に下半身強化を命じていた杉下茂コーチ(6月12日に97歳で死去)は「球威その物は変わりがない。ただ3試合前から投球のコンビネーションを変えさせたのが良かったのだろう。そして、あまりピッチングに精を出させずに、ランニングに専念させて休養を取らせた」と冷静に分析。
外国人投手として初のノーヒットノーラン達成(※戦前期のスタルヒン投手は無国籍扱いのため含まず)だけでなく、連続3試合の完封勝利、連続無失点記録を32イニングに伸ばし、いち早く10勝ラインに手を伸ばしたバッキー投手は試合後も興奮冷めやらぬ状態。
インタビュールームでも拳で机をゴツンと叩きつつ「ナックルとチェンジアップが良かった。ワールドシリーズで勝ったような嬉しさだ」と大喜びだったそうです。
参照 : 昭和40年6月29日付の読売新聞、毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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