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【今日は何の日?】6月30日=首都高がのり付けに(1975年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
48年前の1975(昭和50)年。東京都世田谷区新町1丁目の首都高速3号下り線を走行中のトラックが午前9時5分ごろに突如横転。荷台に積んであったポリ容器100個が道路上に散乱し、一部の壊れた容器から、のりが流れ出してしまいました。
「のり」といっても食べる海苔ではなく、文房具の「糊」のほう。ポリ容器に入っていたのりは約2,000リットル。これが幅2メートル、長さ10メートルにわたって流れ出し、たちまち道路上には厚さ4センチほどの「のりの膜」が完成。のり付けとなった道路はとても車両が走行できる状態ではありません。
トラックは東京・墨田区内の、のり製造会社から横浜市内へとのりを運搬中でした。走行中に左後輪のタイヤがパンクしたために横転した模様です。幸いにして運転手さんは無事でしたが、高速道路は1車線が通行止めなり、車が約2キロにわって数珠つなぎとなったそうです。
さて。高速道路上にできた「のりの膜」を、どのようにして除去したかといいますと、駆けつけた警視庁道路交通隊は、まず現場に大量の砂をまき、その後に散水車で砂と混ざったのりを洗い流したとか、この作戦によって事故から約1時間半後の午前10時30分には無事、通常に戻ったそうです。
参照 : 昭和50年6月30日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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