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【今日は何の日?】7月4日=目黒区内で木造アパートが崩れ落ちる。その家主は?(1971年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
52年前の1971(昭和46)年。夜11時ごろ、東京・目黒区駒場1丁目にある空き家となっていた木造2階建てアパート(564平方メートル)2階の床が突如、大きな音とともに崩れ落ちました。
このため、同アパート2階に勝手に住みつき寝ていた住所不定無職の36歳男性が倒れた柱の下敷きとなり、全身打撲のため全治2週間のケガ。隣のアパートに住む主婦も飛び散ったガラスの破片で顔に軽いケガを負いました。
崩れ落ちたアパートは、作家・八切止夫(やぎり・とめお)さんが代表取締役を務める日本シェルター株式会社(※日本シェル出版を内包)の所有でした。
八切さんは耶止説夫名義で戦前期から数々の冒険小説、推理小説を執筆。歴史小説の分野では「上杉謙信は女性だった」「徳川家康は4人いた」「平家の祖先はペルシャ人」などなど、従来の歴史観を覆すかのような説ともに歴史小説を発表し続けており、同時に奇人変人ぶりでも、その名を知られた存在でした。
入居者が数年前に家賃を払わないまま夜逃げしてしまったことをきっかけに、八切さんはそのままアパートを空き家のまま放置していたとか。崩落事故を受けて「家賃が入れば原稿を書かなくなると、いい気で放置していたのがまずかった。うんと原稿を書いて、きれいにします」と頭をかきつつ、反省することしきりだったそうです。
参照 : 昭和46年7月5日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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