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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/07/06

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【今日は何の日?】7月6日=阪急・長池が32試合連続安打の日本新記録達成(1971年) / 雑学ネタ帳

西京極球場(わかさスタジアム).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

52年前の1971(昭和46)年。プロ野球、パ・リーグの長池徳二(ながいけ・とくじ=阪急ブレーブス)選手が32試合連続安打というプロ野球新記録を達成しました。

法政大学から阪急に入団(66年)してから5年。当時27歳だった長池選手は、この日の夜、西京極球場(現・わかさスタジアム京都)で行われた西鉄ライオンズ戦で2回裏、西鉄の三輪悟投手から左翼へとホームランを叩き込み、プロ野球新記録となる32試合連続安打を達成したのでした。

それまでの記録保持者(31試合連続)である野口二郎選手は同じく阪急所属選手時代の46年に新記録を達成。この当時は阪急のコーチを務めていたため、自らの大記録が四半世紀ぶりに破られる瞬間を間近で目撃していたことになります。

驚くことに、長池選手は続く第2打席、第3打席もホームランを打ちます。8回裏に迎えた第4打席では、続いて「4打席連続ホームラン」というパ・リーグ新記録にリーチがかかっていました。

しかし、この回は一死三塁の場面とあり、西鉄バッテリーは当然のように敬遠策に出たたため、新記録の同日達成とはなりませんでした。

偉大な記録達成に、自らの記録を塗り替えられた野口コーチも「天性プラス、努力の人」と長池選手を称え、上田利治コーチ(のちに監督)も「派手なところはないが、雑草のような強さを持っている」、西本幸雄監督も「大記録をホームランで飾るとは立派。努力の賜物だ。今後も努力を続ければ、いっそう伸びてくるだろう」と大絶賛の嵐でした。

当の長池選手はネット裏スタンドで見守る新妻・美千子さんに向かって高々と帽子を振っていたそうです。

この記録は8年後の79年に広島カープの高橋慶彦選手に抜かれ(33試合連続)、現在は2位となっています。

 参照 : 昭和46年7月7日付の読売新聞朝刊

       文 / 高木圭介


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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