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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/07/11

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【今日は何の日?】7月11日=デパート屋上から逃げ出したサルがお客さんに暴行(1965年)/ 雑学ネタ帳

カニクイザル.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

58年前の1965(昭和40)年。横浜市南区京浜デパート上大岡店5階屋上の遊園地で飼育されていた5匹のカニクイザル(いずれもフィリピン産のオス)のうち3匹が、飼育員男性(21)がオリを清掃しているスキに脱走しました。

当時のデパート屋上は客寄せのため子ども向け遊園地が設置されていることが多く、この京浜デパート上大岡店でもブランコやシーソーなどの遊具のほか、サルペンギン水鳥などが飼育されており、子どもたちの人気を集めていたそうです。

逃げ出したサルのうち1匹は階段の入口にて、ちょうど上がってきた女性(61歳)と孫娘(小学5年生)とばったり出くわし、サルの姿に驚いた孫娘が悲鳴をあげたところ、逆上して女性に飛びつき、61歳女性は右フトモモと顔を噛みつかれて全治2週間、孫娘も左フトモモを引っかかれて軽いケガを負ったのでした。カニクイザルは全長30cmと小柄ではありますが、やはりたまったものではありません。

暴行サルはすぐに駆けつけた同デパート店員に追われ、すぐに屋上へと逃げ戻りましが、その時、屋上にいた14~15人ほどのお客さんは逃げ惑うサルの姿に大騒ぎ。飼育員と店員が階段上り口を閉鎖したうえで10分後には2匹を捕獲しましたが、残る1匹は屋上の2mある金網を飛び越えて、外壁沿いに逃げてしまい、そのまま行方不明に......。

横浜大岡署ではパトカーにて付近の住民に「サルにご注意!」と呼び掛けていたそうです。 
 
 参照 : 昭和40年7月12日付の朝日新聞朝刊

    文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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