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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/07/13

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【今日は何の日?】7月13日=警視庁が新庁舎へのお引っ越しをスタート(1980年)/ 雑学ネタ帳

警視庁本部庁舎.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

43年前の1980(昭和55)年。昭和初期から桜田門の象徴であり続けた赤レンガの旧庁舎(1936年竣工)が取り壊されてから3年余、警視庁は千代田区内幸町の三井物産ビルをはじめ、5つの建物に間借りして仮庁舎住まいを続けていました。このたび桜田門の同じ場所に新庁舎(写真)が完成し、いよいよこの日から引っ越し作業がスタートしました。 
 
お引っ越しとはいっても、一般企業などとは違って常に不測の事態に対処するのが警察業務。予定など立たないため大変な難作業となります。各課ともに「業務に支障があっては大変」と7人ずつの引っ越し班を特別編成し、その他の課員は仕事を続けつつ、切れ目なく新庁舎へと業務を移すよう配慮しなければなりませんでした。

移転作業は交通部の交通規制、同管理、同捜査課とデモ警戒担当の警備部警備一課を皮切りに、7月26日まで2週間続きました。警視総監室は7月20日、110番管理の通信指令室は7月22日、殺人事件担当の捜査一課は7月23日までなどと、いずれも日常業務と並行しながらの大変慌しい引っ越しとなりました。

机やロッカー類の搬出入などの実際の移転作業は日通が請け負い、その総予算は3,900万円也。作業員は延べ2,600人、2トントラックを延べ2,000台も動員する大がかりなものとなり、多い日には作業員270人超が仮庁舎と新庁舎内を動き回り、17台のエレベータがフル運転するという、なんともスケールの大きい引っ越しだったそうです。

 参照 : 昭和55年7月13日付の読売新聞朝刊

  文 / 高木圭介


 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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