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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/07/20

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【今日は何の日?】7月20日=「太陽にほえろ!」にジーパン刑事(松田優作)が初登場(1973年) / 雑学ネタ帳

07月20日(ジーパン刑事登場!).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど半世紀前の1973(昭和48)年。人気刑事ドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ)に、松田優作さんが演じる新人刑事「ジーパン刑事」が初登場しました。

放送開始から1年。初代の新人刑事として大人気だったマカロニ刑事(萩原健一さん)の殉職を受けて、新たにボス(石原裕次郎さん)が率いる七曲署に赴任してきたという設定です。殉職などを機に新人刑事が入れ替わり、その成長物語を描くという、テレビ史的にも斬新な手法はこの時に誕生しました。

松田優作さんはこの時22歳文学座の研究生であり、この作品が事実上のドラマデビューであり、このジーパン刑事役を機に一躍、若手スター俳優となりました。

劇中でのジーパン刑事は、警察学校を卒業して七曲署に赴任してくるも、前夜に友人たちと前祝いで飲み過ぎてしまい、無銭飲食で捕まり、留置場から直接、初出勤してくるという破天荒な登場でした。のちのドラマや映画では、やたらと銃をぶっ放すシーンがおなじみとなる松田さんでしたが、この作品に限っては大の銃嫌いで、あえて拳銃を着用せずに得意の空手を活かしつつ、徒手空拳で犯人に立ち向かうという設定でした。

当時の新聞による新人・松田優作を紹介した記事によりますと「ノッポ(185cm)な割に動作がすばやく、低音で語るセリフもしっかりしているし、憂いをたたえた横顔はゾクッとするほどの魅力がある。しかし、正面、とくにアップでとらえた表情は視線が定まらず、暗さが目立つ」と記されています。

今からすると、「視線の定まらなさ」はどこか狂気をも感じさせ、「暗さ」の部分もまた、俳優・松田優作さんの唯一無二な魅力でしたね。

 参照 : 昭和48年7月20日付の読売新聞朝刊

       文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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