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【今日は何の日?】8月11日=東大で「雪男のナゾを解く会」開催(1959年)/ 雑学ネタ帳

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64年前の1959(昭和34)年。この日の夕刻、東京大学の解剖学教室にて「雪男のナゾを解く会」なる極めて真面目な会合が行われました。
東大解剖学の小川鼎三(おがわ・ていぞう)教授をはじめ、学士院会員の長谷部言人(はせべ・ことんど)博士、多摩動物公園の林寿郎園長、鳥類学者の高島春雄さん、作家の井上靖さん、戸川幸夫さんと、各分野を代表する錚々たる面々が20人以上も参加しました。
まずは小川教授が雪男に関する内外文献の要約を紹介し、続いてマナスル登山に加わった竹節作太(たけふし・さくた)さんの話を聴きました。その後は「雪男の正体は何か?」という議論となり、「ヒマラヤ熊であろう」という見方と、「人類の起源を探る手がかりになる原人かもしれない」との想像論が激しく火花を散らしたそうです。
例によって結論は出ませんでしたが、今後も「雪男のナゾを解く会」は継続させつつ、資料集めと外国との情報交換に努めることが決まりました。できれば将来的にヒマラヤへと調査隊を派遣しようという話にまで発展していたそうです。
参照 : 昭和34年8月12日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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