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【今日は何の日?】8月17日=上野・松坂屋の屋上で「黒ん坊コンテスト」開催(1975年)/ 雑学ネタ帳
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《画像はイメージです》
48年前の1975(昭和50)年。夏休みも後半に突入したこの日の昼1時。東京・上野の松坂屋の屋上ステージ・グリーンピアにて華々しく「黒ん坊コンテスト」が開催されました。
今となっては、この名称だけでもアウトですが、これは子どもたちの日焼けっぷりを競い合うコンテストです。老若男女が日傘を持ち、日焼け止めを塗ることも多い現在からすると、とても考えづらいことですが、当時は真っ黒に日焼けしていればしているほど「健康的」とされた時代でした。
全国各地の小学校でも、夏休み明けの9月に入ると、同様のコンテストや大会が学校行事として行われていたものです。大抵は夏休みにたっぷりと日焼けしたというよりは、もともと地黒な子どもが優勝していたものですが......。
コンテストには都内だけでなく千葉や埼玉から、3歳から小学6年生までの男女ちびっこ114人が参加。首から番号札をブラ下げた黒ん坊たちが次々に登場すると、司会の豊原ミツ子さん(フリーアナウンサー)も、その日焼けっぷりにビックリ。
厳正な審査の結果、男子7人と女子3人が入賞。審査員を務めたプロボクサーのロイヤル小林さん(のちにWBC世界ジュニアフェザー級王者に)から賞品を手渡され、子どもたちは満面の笑みを浮かべていました。
ロイヤル小林さんら審査員は「どの子も見事な焼け方。入賞者と落選者は、紙一重ではなく"肌一重"の差だった」と語っていたそうな。
参照 : 昭和50年8月18日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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