Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2023/08/17

#ロイヤル小林#上野松坂屋#今日は何の日?#健康的#地黒#日焼け#昭和50年(1975年)の出来事#豊原ミツ子#黒ん坊コンテスト

【今日は何の日?】8月17日=上野・松坂屋の屋上で「黒ん坊コンテスト」開催(1975年)/ 雑学ネタ帳

日焼けした子ども(イラスト).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

48年前の1975(昭和50)年。夏休みも後半に突入したこの日の昼1時。東京・上野の松坂屋の屋上ステージ・グリーンピアにて華々しく「黒ん坊コンテスト」が開催されました。

今となっては、この名称だけでもアウトですが、これは子どもたちの日焼けっぷりを競い合うコンテストです。老若男女が日傘を持ち、日焼け止めを塗ることも多い現在からすると、とても考えづらいことですが、当時は真っ黒に日焼けしていればしているほど「健康的」とされた時代でした。

全国各地の小学校でも、夏休み明けの9月に入ると、同様のコンテストや大会が学校行事として行われていたものです。大抵は夏休みにたっぷりと日焼けしたというよりは、もともと地黒な子どもが優勝していたものですが......。

コンテストには都内だけでなく千葉や埼玉から、3歳から小学6年生までの男女ちびっこ114人が参加。首から番号札をブラ下げた黒ん坊たちが次々に登場すると、司会の豊原ミツ子さん(フリーアナウンサー)も、その日焼けっぷりにビックリ。

厳正な審査の結果、男子7人と女子3人が入賞。審査員を務めたプロボクサーのロイヤル小林さん(のちにWBC世界ジュニアフェザー級王者に)から賞品を手渡され、子どもたちは満面の笑みを浮かべていました。

ロイヤル小林さんら審査員は「どの子も見事な焼け方。入賞者と落選者は、紙一重ではなく"肌一重"の差だった」と語っていたそうな。

 参照 : 昭和50年8月18日付の読売新聞朝刊 

  文 / 高木圭介

【日本全国電話・メール・WEB相談OK】介護職の無料転職サポートに申し込む

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事