Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2023/08/24

#2万円#今日は何の日?#勇者は帰る#定年#定年式#昭和43年#本人宣誓#社歌#童謡,威風堂々#結婚式場#花束贈呈#詩の朗読#青山

【今日は何の日?】8月24日=サラリーマンの「定年式」サンプルが披露される(1968年)/ 雑学ネタ帳

定年を迎えるサラリーマン(男性).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

55年前の1968(昭和43)年。東京・青山の結婚式場が、新たなビジネスモデルとして、定年を迎えたサラリーマン向けに「定年式」を考えだし、この日の午後2時より、式次第のサンプルがお披露目されました。

人生のさまざまな節目、門出に式典はつきもの。そこでサラリーマンの終着駅である「定年」にも、"式"があっていいのでは?という発想から生まれました。

まずは「今日は本当におめでとうございます。本日ここに〇×会社の社史を飾り、長年職務をまっとうされたあなたと、あなたの奥さまに心からの敬意を~」と開幕の辞。ここでモデルさんが扮する定年夫婦が礼装にて静々と入場します。その後は詩の朗読花束贈呈と続き、「定年後も頑張る!」と本人宣誓があり、最後は出席者全員による社歌の合唱とともに幕を閉じるという段取りでした。

これから始まる第三の人生を盛り上げるべく、BGMも童謡やマーチ「威風堂々」「勇者は帰る」などを使用するなど気を配りつつ、定年式の費用はしめて2万円也だそうです。

さてさて。このような「定年式」は日本国内に定着したのでしょうか?

しなかったようですね。

 参照 : 昭和43年8月24日付の読売新聞夕刊 

        文 / 高木圭介

【日本全国電話・メール・WEB相談OK】介護職の無料転職サポートに申し込む

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事