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【今日は何の日?】8月24日=サラリーマンの「定年式」サンプルが披露される(1968年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
55年前の1968(昭和43)年。東京・青山の結婚式場が、新たなビジネスモデルとして、定年を迎えたサラリーマン向けに「定年式」を考えだし、この日の午後2時より、式次第のサンプルがお披露目されました。
人生のさまざまな節目、門出に式典はつきもの。そこでサラリーマンの終着駅である「定年」にも、"式"があっていいのでは?という発想から生まれました。
まずは「今日は本当におめでとうございます。本日ここに〇×会社の社史を飾り、長年職務をまっとうされたあなたと、あなたの奥さまに心からの敬意を~」と開幕の辞。ここでモデルさんが扮する定年夫婦が礼装にて静々と入場します。その後は詩の朗読、花束贈呈と続き、「定年後も頑張る!」と本人宣誓があり、最後は出席者全員による社歌の合唱とともに幕を閉じるという段取りでした。
これから始まる第三の人生を盛り上げるべく、BGMも童謡やマーチ「威風堂々」「勇者は帰る」などを使用するなど気を配りつつ、定年式の費用はしめて2万円也だそうです。
さてさて。このような「定年式」は日本国内に定着したのでしょうか?
しなかったようですね。
参照 : 昭和43年8月24日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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