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【今日は何の日?】9月4日=国鉄総裁が新宿駅の大改造計画を明かす(1973年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど半世紀前の1973(昭和48)年。参院運輸委員会にて国鉄の磯崎叡(いそざき・さとし)総裁が、当時も日本一の乗降客数を誇り、常に混雑でパンク寸前となっていた新宿駅の大改造計画を明かしました。
新宿駅は国鉄の中距離線、国電3系統(山手線、中央線、総武線)に私鉄2路線(小田急線、京王線)、地下鉄1路線(営団丸ノ内線)が乗り入れ、1日の乗降客数は126万人にも達し、今後もさらなる増加が予想され、50年前の時点で、すでに駅機能が限界に達していると目されていたのです。
この時点でまだ具体的な青写真こそありませんでしたが、この日に磯崎総裁が明かした計画によると、新宿駅の南側に存在した新宿貨物駅(現在の新宿・タカシマヤタイムズスクエアやJR新宿ミライナタワー付近)を移転させたうえで、建設中だった上越新幹線の発着駅とするというものでした。
「山手貨物線を全部、武蔵野線に移すことができれば、同駅(新宿駅)の代々木寄りにある貨物駅を移転させ、拡張できるだけの用地はある。ただ、その場合、広い駅前広場が必要なので、この用地確保が問題になる」(磯崎総裁)
現在、東京駅発着となる上越新幹線ですが、この時点では新宿駅の発着となる計画でした。直後に訪れたオイルショックの後、国鉄の財政も悪化し、上越新幹線その物の工事遅れや、国鉄の民営化(87年)などによって、これらの計画は水に流されることとなりました。
結局、新宿駅大改造計画の要となるはずだった新宿貨物駅の跡地には、1996(平成8)年にタイムズスクエアビルが建ち、本来は上越新幹線の改札口付近となる予定だった場所には、新南口駅舎を経て、JR新宿ミライナタワーや隣接するバスタ新宿などが建っています。
磯崎総裁が語った通りに新宿駅の大改造計画が進められていたら、周辺の風景や人の流れも大きく変わっていたことでしょう。
参照 : 昭和48年9月4日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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