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【今日は何の日?】9月9日=ピカソの「ゲルニカ」が42年ぶりに里帰り(1981年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
42年前の1981(昭和56)年。天才画家、パブロ・ピカソ(1973年4月に死去)が遺した巨大壁画「ゲルニカ」が米ニューヨーク近代美術館から42年ぶりにスペイン政府へと返却する交渉がまとまり、この日、スペインに向けて空輸されました。
ゲルニカは37(昭和12)年、パリ世界博覧会展示のために描かれた縦3.3m、横7.5mの巨大壁画です。スペイン内乱に乗じて、フランコ統領を支援したドイツ軍に大量虐殺されバスク地方ゲルニカの人たちの苦しみと悲しみがにじみ出た作品と言われています。
しかしピカソは生前、「故国スペインに民主主義が回復されるまでは、この作品を(スペインに)返してはならない」ときつく言い残していました。今回、ニューヨークを訪れていたスペインのインゴ・カベロ文化相が近代美術館と粘り強く返還交渉を続け、ようやく"里帰り"が実現に至りました。
スペインに到着した「ゲルニカ」は、厳重な警戒のもとマドリードのプラド美術館(写真)の別館へと運び込まれました。
参照 : 昭和56年9月10日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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