Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2023/09/09

#1981年#ゲルニカ#スペイン#ニューヨーク近代美術館#パブロ・ピカソ#パリ世界博覧会#ピカソ#プラド美術館#マドリード#今日は何の日?

【今日は何の日?】9月9日=ピカソの「ゲルニカ」が42年ぶりに里帰り(1981年)/ 雑学ネタ帳

スペイン・プラド美術館(マドリード).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

42年前の1981(昭和56)年。天才画家、パブロ・ピカソ(1973年4月に死去)が遺した巨大壁画「ゲルニカ」が米ニューヨーク近代美術館から42年ぶりにスペイン政府へと返却する交渉がまとまり、この日、スペインに向けて空輸されました。

ゲルニカは37(昭和12)年、パリ世界博覧会展示のために描かれた縦3.3m、横7.5mの巨大壁画です。スペイン内乱に乗じて、フランコ統領を支援したドイツ軍に大量虐殺されバスク地方ゲルニカの人たちの苦しみと悲しみがにじみ出た作品と言われています。

しかしピカソは生前、「故国スペインに民主主義が回復されるまでは、この作品を(スペインに)返してはならない」ときつく言い残していました。今回、ニューヨークを訪れていたスペインのインゴ・カベロ文化相が近代美術館と粘り強く返還交渉を続け、ようやく"里帰り"が実現に至りました。

スペインに到着した「ゲルニカ」は、厳重な警戒のもとマドリードのプラド美術館写真)の別館へと運び込まれました。 

 参照 : 昭和56年9月10日付の読売新聞朝刊

     文 / 高木圭介

【日本全国電話・メール・WEB相談OK】介護職の無料転職サポートに申し込む

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事