#ゴールドラッシュ#ノベ銀#丁銀#今日は何の日?#大阪府#昭和38年(1963年)の出来事#植木屋#江戸時代#泉北郡#素焼きのつぼ#高石市#高石町
【今日は何の日?】9月10日=大阪の畑で発見された「ノベ銀」が江戸時代の物と判明(1963年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど60年前の1963(昭和38)年。9月6日に大阪府泉北郡高石町(現・高石市)富木の畑にて、植木屋の使用人男性(42)が植木を植え替え中に、スコップがコツンと素焼きのツボにぶつかりました。
発掘されたツボを逆さまにして振ってみると、中からザクザクと小判型の「ノベ銀」が43枚も出てきたのです。ノベ銀は1粒あたり200グラム程度の重さです。
届け出を受けた大阪高石署がこの日、文化財保護委員会に鑑定を依頼したところ、この「ノベ銀」は表に「文」、裏に「宝」などの文字と唐草模様の刻印があり、どうやら徳川時代に使用されていた通貨の一種「丁銀」らしいと判明。時価1枚6,000円で、合計25万8,000円也と鑑定されたのです。
この時期、東の東京でも新川町(中央区)の工事現場から小判がザクザクと発見され、東西で時ならぬゴールドラッシュが話題となっていたのでした。大阪の「ノベ銀」も、東京の小判同様に、持ち主が名乗り出ない場合は、半年後には植木尾さんのご主人と使用人男性で仲良く分けられることとなったそうです。
参照 : 昭和38年9月11日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。