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【今日は何の日?】9月12日=池袋西武に世界最大級の屋上ヘリポートが開港(1959年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
64年前の1959(昭和34)年。東京・池袋の西武百貨店(池袋西武)屋上に、当時「世界一」を謳う大規模なヘリポート『西部スカイ・ステーション』が開港しました。建物は「西武」ですが、ヘリポートは「西部」と少々厄介な名称です。
このヘリポートは工費1億5,000万円。広さ3,600平方mと、規模は世界一。来るべき空輸サービス時代を見据えての建設、開港でした。
午前10時から行われた開港式には益谷秀次副総理、西武グループ創業者・堤康治郎さんらをはじめ約400人が出席。海上自衛隊のヘリコプター編隊6機、在日米軍のヘリ、新聞社など報道関係を主とする9機も参加。午前11時からは初乗り飛行や一般見学も行われました。
4年後(63年)の6月には定休日の店内工事中に火災が発生し、屋上へと避難した従業員を近隣の立教大学キャンパスまで輸送するなど話題になりましたが、時代が早すぎた模様で、この年8月をもって閉鎖。西部スカイ・ステーションはわずか4年で姿を消しました。
つい最近も大手百貨店における約60年ぶりのストライキ実施、その最中に売却が決定するなど、大きなニュースとなった池袋西武ですが、現在、フードコートや大きな庭園となっている屋上が、かつてヘリポートだったとは、にわかには想像できませんね。
参照 : 昭和34年9月12日付の朝日新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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