Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2023/09/18

#今日は何の日?#受話器#昭和45年(1970年)の出来事#月額350円#通話中着信サービス#郵政省#電話機#電電公社

【今日は何の日?】9月18日=郵政省が「話し中でも電話がかかるサービス」を認可(1970年)/ 雑学ネタ帳

黒電話.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

53年前の1970(昭和45)年。電電公社(現・NTT)が推進していた「相手が話し中でも電話がつながります」という新サービスが、郵政省から正式に認可されました。

手始めにさっそく月末より東京都内の四谷世田谷深川電話局と、大阪市の淀川電話局、名古屋市の金山電話局の5局の区域内にて、新規の申し込み受け付け、11月より5局の管内でサービスを開始。以降は順次区域を広げていく計画です。

このサービスは「通話中着信サービス(コール・ウェーティング・サービス)」というもの。話し中に他から電話がかかってくると「ツーツーツー」と短い呼び出し音が聞こえます。話し中の相手方の受話器にも「ププーププー」という信号音が入ります。そこで話し中の相手にそのまま待ってもらい、電話機のフックボタン(※受話器を置くところにあるボタン)をポンと軽く押すと、新しくかけてきた相手と話ができるという仕組み。

その間、それまで話していた相手との回線は保留されており、もう1度フックボタンを押すと、回線は元の相手へと戻り、再び通話できるというものです。

この新サービス、新しいクロスバー交換機の入っている電話局でないと不可能であり、交換機に新しい装置も必要でした。そのため電電公社では昭和45年度中に、東京で6,000台分、大阪で2,800台分、名古屋で1,200台分程度応じられるよう施設整備を急ぐことになります。

ちなみに、このサービスを利用するには付加料金として月額350円也を払う必要がありました。

 参照 : 昭和45年9月19日付の毎日新聞朝刊

        文 / 高木圭介

スピード転職情報収集だけでもOK

マイナビ介護職は、あなたの転職をしっかりサポート!介護職専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行います。

はじめての転職で何から進めるべきかわからない、求人だけ見てみたい、そもそも転職活動をするか迷っている場合でも、キャリアアドバイザーがアドバイスいたします。

完全無料:アドバイザーに相談する

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事