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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/09/25

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【今日は何の日?】9月25日=森繁久弥一家がヨットで遭難(1964年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

59年前の1964(昭和39)年。当時、ヨット好きとしても知られていた俳優・森繁久弥(当時56歳=のちに久彌と改名)さん一家が乗ったヨットが、台風20号による強風にあおられ、兵庫・西宮ヨットハーバーから遭難する事故が起きました。

森繁さんは9月24日夜、大阪・梅田コマ劇場での公演を終え、自ら所有するヨット「ふじやま丸」(93トン、池本政俊船長)に乗り込み、妻・杏子さん、長男・泉さんら計9人で東京へと向かう予定となっていました。

台風対策のため西宮ヨットハーバーに停泊していたところ、この日の午前5時ごろに岸壁につないであったロープがほどけ、ヨットが流され始めてしまったのです。

池本船長はエンジンをかけて避難しようと試みましたが、流木のためにスクリューが故障。瞬間風速50メートルにも達した強風によって、ヨットはあれよあれよと流され、ついには西宮港のクレーンに激突...。

付近は10数メートルもの高波とあって、森繁さんはついに船体を放棄。ヨットに搭載されていた2艘のイカダで脱出したところを、救出されたのでした。

 参照 : 昭和39年9月25日付の読売新聞夕刊

   文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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