Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2023/10/05

#ウルトラマン#オバケのQ太郎#ローレル&ハーディ#今日は何の日?#円谷プロ#快獣ブースカ#放送中止#放送延期#日本テレビ#昭和41年#東宝

【今日は何の日?】10月5日=期待の新番組「快獣ブースカ」の放送がスタート...せず(1966年)/ 雑学ネタ帳

10月05日(快獣ブースカ).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

57年前の1966(昭和41)年。この日の午後7時から日本テレビで放送開始が予定されていた期待の新番組『快獣ブースカ』(円谷特技プロダクション、東宝製作)が放送されませんでした。

ブースカはかなり早い段階から「オバQとウルトラマンのあいのこのユーモアあふれた特撮映画(※当時の原文より)」なるうたい文句で大宣伝されており、新聞や児童誌でもたびたび取り上げられていました。当時の子ども向け番組の多くがそうであったように、前宣伝として放送開始を前にして大量のポスターワッペンなども配布済みでした。

急な放送中止(延期)決定に日本テレビでは急いで新聞の番宣広告をキャンセルし、番宣ポスターを回収しましたが、10月初旬に発売となる児童誌の表紙にデカデカと刷られた「十月五日、日本テレビでスタート」の文字は訂正が間に合いませんでした。

急な延期処置の原因は、放送予定の26本のうち、7本分しか完成していなかったことでした。

日本テレビの編成部では「いろいろの原因が重なっているが、結局はストックがあまりできず、こんな作品なので、もっと時間をかけて撮ったほうがいいと思うところもあり、5日にスタートすると途中で穴があく恐れがある。安全、確実を期すための措置だ」と説明しつつ謝罪しています。

ブースカまでの「つなぎ」として、この日から放送されたのは、どのタイミングで放送を打ち切ってもストーリー的に問題のない米国産の短篇コメディ映画『極楽コンビ ローレル&ハーディ』でした。

11月9日から、ようやくブースカの放送はスタートし、人気も高かったため、当初の26本の予定が47本まで延長。翌67(昭和42)年9月27日まで約1年放送されています。

 参照 : 昭和41年10月5日付の毎日新聞夕刊

文 / 高木圭介

           


 

   

【日本全国電話・メール・WEB相談OK】介護職の無料転職サポートに申し込む

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事