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【今日は何の日?】10月8日=東京・亀戸の道路に濃硫酸があふれる(1953年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど70年前の1953(昭和28)年。午前10時40分ごろ、東京・亀戸の道路(江東区亀戸4丁目)を走行中のオート三輪の荷台に積まれていたビンが割れ、中から濃硫酸が流れ出しました。これに気がつかぬ運転手は、そのまま現場から走り去ってしまいました。
流れ出した濃硫酸は幅約6メートル、長さ約100メートルにわたって道路上にあふれ出します。この恐ろしい事実を知らずに、道路を走ってきた自動車、オート三輪、スクーターなど数台が続々と突っ込み、滑ってはハンドルを取られ、電柱に激突するやら、転倒するなど大騒ぎ。大破とまでいかずとも各車両はかなり破損したそうです。
近所の人々の通報で、城東消防署から消防車や救急車、無線車などがただちに出動。署員約20名が放水によって濃硫酸の除去作業を行いました。
間もなく、流れ出た濃硫酸に気がつかず走り去ったオート三輪の主は、江戸川区平井在住の運転手と判明。運転手は道路交通取締違反の疑いで検挙されました。
参照 : 昭和28年10月8日付の朝日新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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