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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/10/20

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【今日は何の日?】10月20日=森光子主演舞台『放浪記』が初上演される(1961年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

62年前の1961(昭和36)年。女優・森光子さんが主演を務め、2009年までの48年間で計2,017回も上演された舞台劇『放浪記』が、午後4時から東京・日比谷の芸術座で初演されました。

原作は林芙美子さん。脚本と演出は菊田一夫さん。音楽は古関裕而さん。当初は東宝現代劇特別公演第16回芸術祭主催公演とされていました。初演のスケジュールはこの日から12月8日までが芸術座、年明け(62年)の1月2日から1月15日まで名古屋の名鉄ホール、2月2日から2月25日まで大阪・梅田コマ劇場で、3月1日から5月27日までは再び東京へと戻り芸術座にて公演。全296回を数えました。

初演時の東京公演のキャストは、森さん(当時41歳)をはじめ、宝塚歌劇団を退団したばかりの浜木綿子さん、同じく元宝塚の八千草薫さん林与一さん益田喜頓さん中山千夏さん、特別参加として中村芝鶴さん市川段四郎(3代目)さんら豪華メンバーが出演しています。

当初は森さんをはじめとして、誰しもが21世紀まで続くロングランになるとは想像もしていなかったと思われますが、1990年に1,000回、森さん89歳の誕生日となる2009年5月9日には2,000回の上演を記録。2012年11月に森さんが92歳で死去したため、2009年5月19日が森さん主演によるラスト公演となりました。

『放浪記』といえば、なんといっても若き日の原作者・林芙美子さんを演じる森さんが、喜びのあまり「でんぐり返し」をするシーンが有名です。森さんの高齢化とともに周囲からケガを心配する声が高まり、2008年からは「万歳三唱」へと切り替えられていました。

 参照 : 昭和36年10月19日付の読売新聞夕刊の広告

          文 / 高木圭介

             

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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