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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/10/22

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【今日は何の日?】10月22日=ブーフーウーのオオカミさん、北朝鮮に帰る(1971年)/ 雑学ネタ帳

10月22日(オオカミさん).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

52年前の1971(昭和46)年。この日の午後、新潟西港を出港した北朝鮮への帰還船・万景峰号(第161次の在日北朝鮮人の帰還事業)に、俳優や声優として数々の映画やドラマに出演してきた永山一夫(本名・権秉純=コン・ヒョンスン)さんが乗船していました。

戦前の40(昭和15)年に両親とともに、当時、日本統治下にあった朝鮮から日本に移住してきた永山さんは、戦後になって俳優や声優として活動。60(昭和35)年にNHKの幼児番組『おかあさんといっしょ』内の1コーナーとしてスタートした『ブーフーウー』の敵役・オオカミの声を演じ、その声や歌声は日本中の子どもたちに愛されていました。

ブーフーウー終了後も、同じくNHKの『ダットくん』(67年)や、この年4月にスタートした『とんでけブッチー』にも出演し活躍していました。

この年の夏、10年前に帰国していた父親の病気を理由に、日本での活動に終止符を打ち帰国することを表明。この日の朝7時35分からNHKで放送された『スタジオ102』では、「ブーフーウーのおおかみさん北朝鮮に帰る」と題して、永山さんの帰国が特集され、デビュー当時から親交が深く、ブーフーウーの頑張り屋、末っ子ウーの声を演じていた黒柳徹子さんが出演しています。

永山さんは「新潟港が一日も早く、自由に行き来できる港になることを希望しています」と言い残し、5歳の時から31年間暮らし続けた日本に別れを告げ、一歩一歩踏みしめるように万景峰号のタラップをのぼっていったそうです。

なお、北朝鮮帰国後、永山さんの消息は、現在も不明となっています...。
 
 参照 : 昭和46年10月23日付の朝日新聞朝刊

               文 / 高木圭介


 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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