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【今日は何の日?】10月26日=人気漫画家たちが交通遺児のためにサイン会(1980年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
43年前の1980(昭和55)年。色っぽい女性の絵でおなじみ、小島功さんが代表を務める漫画家のグループ「漫画集団」が、東京・銀座のソニービルで交通遺児のためのチャリティー・サイン会を開催しました。
サイン会は10月24日から催され、この日が最終日。ソニービルの1階正面ホールに並べられた机の前には、トレードマークのベレー帽を被った手塚治虫さん(当時51歳)をはじめ、上村一夫さん(当時40歳)、藤子不二雄さん(藤子・F・不二雄、藤子不二雄A=ともに当時46歳)、ちばてつやさん(当時41歳)、園山俊二さん(当時45歳)、上田とし子さん(上田トシコ=当時63歳)さんら人気漫画家がズラリと勢ぞろい。
サイン入りの色紙は1枚1,000円也。それぞれお気に入りの漫画家の前に並んだ中高生を中心としたファンの注文に応じ、お得意の人気キャラクターの絵をスラスラと1枚につき3分から5分をかけて描き上げ、サインも入れて完成と人気も上々。
初日からこの日までの売り上げは、ざっと100万円を超え、近く交通遺児育英会へと贈られる運びとなりました。
漫画文化のすそ野が当時とは比べ物にならないほど広がり、海外までに拡大している現在、同様のサイン会を開催したとしたら......。SNSでの情報拡散や外国人観光客が多い銀座という立地も後押しし、ちょっとしたパニックにもなりそうですね。
参照 : 昭和55年10月27日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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