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【今日は何の日?】10月27日=東京タワー停電でラジオ、テレビが27分間中断(1970年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
53年前の1970(昭和45)年。深夜1時25分ごろ、東京タワー(港区芝公園内)のタワービル地下1階電気室の断路器(点検などの際に電気回路を切り離す装置)が故障。東京タワー内は全館で停電し、真っ暗となりました。
タワーの目的は言うまでもなく電波送信です。当然のようにタワーから送信されていたラジオ、テレビの電波もストップ。この時間帯、東京タワーから送信中だった番組はラジオがFM東京(現・TOKYO FM)でクラシック音楽番組、テレビはTBSが『快傑 黒いチューリップ』、フジテレビが『上役・下役・ご同役』、東京12チャンネル(現・テレビ東京)が『綱渡り デイジーの災難』と、それぞれ深夜映画を放送していました。
突如としてラジオの音声は途切れ、テレビの画面は見えなくなりました。TBSだけは予備送信機にて20秒後に放送を再開させたものの、他の局は約27分間にわたって放送が中断されることに......。この停電による放送事故は58(昭和33)年12月に東京タワーが完成後、12年目にして初の事態でした。
東京タワーと各ラジオ、テレビ局には抗議の電話が殺到したそうです。
参照 : 昭和45年10月27日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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