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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/10/28

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【今日は何の日?】10月28日=林家木久蔵が実験寄席を開催(1966年)/ 雑学ネタ帳

10月28日(林家木久扇).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

57年前の1966(昭和41)年。新進気鋭の落語家・林家木久蔵さん(現・木久扇=当時29歳)が、この日の夕方6時より上野・本牧亭にて実験寄席『すまいりい41』を開催しました。

この実験寄席は若い寄席ファンも増えていた当時、「より親しめるモダンな寄席気分を!」と意気込む木久蔵さん自身が企画・構成・進行・司会・出演と一人五役を受け持ちつつの、いわば「落語家のリサイタル」とでも呼ぶべき催しです。

当日の出し物は、木久蔵さんが当時住んでいた自宅からほど近い杉並区井草に伝わる「井草囃子」を幕開きに、歌手・小林万里さんのフォークソング、活弁士・松田春翠さん(2代目)による活弁「おゝ活動大写真」、灘康次とモダンカンカンの「地球の上に朝が来る」、三増紋也さん(3代目)によるコマ曲芸、木久蔵さんの「崇徳院」、金原亭馬生さん(10代目)による「目黒のさんま」など、当時としては異色ともいえる落語の枠を超えた豪華コラボを実現させた寄席となりました。

木久蔵さんが、テレビでおなじみ『笑点』(日本テレビ)のメンバーとなるのは約3年後(69年11月)のこと。最古参メンバーとして来春、86歳にして笑点からの勇退が決定しつつ、最近も座布団10枚獲得がニュースになったり、「2,000万円ちょーだい!」などと謎の言動が目立つ木久扇さんですが、若き日にはこうした実験的な取り組みの実践者としても知られていたのでした。 
 
 参照 : 昭和41年10月26日付の読売新聞夕刊 

              文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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