#200km超え#モデル線区#今日は何の日?#十河信二総裁#国鉄#大磯町第一生沢トンネル#弁天山トンネル#昭和37年(1962年)の出来事#東海道新幹線#耳鳴り#震動
【今日は何の日?】10月31日=夢の超特急が待望の時速200km超え!(1962年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
61年前の1962(昭和37)年。東海道新幹線のモデル線区(神奈川県小田原市の鴨宮~相模川鉄橋間の20km)にて、夢の超特急(4両編成)が時速200kmに挑むスピードテストが実施され、日本国内の地上スピードとして最高速記録を達成しました。
午前9時58分。国鉄関係者や報道陣ら約130人が試乗した超特急は定刻通りに発車。中間近い弁天山トンネルを抜けたところで160km、大磯町第一生沢トンネル出口で190kmを記録し間もなく、ついに待望の200km超えを達成しました。
トンネル内では秒速7~80kmの風圧に試乗者は耳鳴りを感じ、思わず耳を押さえるなど、あまりのスピードに緊張気味。軌道の弛み、パンタグラフの震動、車体の揺れ、上下左右の震動などに異常はなく、その快速ぶりは申し分のないモノだったそうです。
午後12時半からは国鉄の十河信二総裁も試乗し、こちらも「まったく素晴らしい」と感心することしきり。2年後の東京オリンピック(64年10月)までに開通させるという計画に、自信を深めました。
参照 : 昭和37年10月31日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。