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【今日は何の日?】11月10日=八重洲の大丸で「ネクタイ供養」が開催(1978年)/雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
45年前の1978(昭和53)年。東京駅八重洲口の百貨店・大丸にて、世にも珍しい「ネクタイ供養」が開催されました。
これはこの年、西陣織のネクタイが誕生して100年を迎えたことを記念して、京都府と京都市、西陣織工業組合が開催したものでした。
使い古しのネクタイや流行遅れのネクタイを会場へと持ち込んでもらい、うやうやしく祭壇へとかけて、神主さんが柏手をポンポンと供養を行いました。
単に神妙に供養するだけではなく、そこはもちろんデパートでの催事とあって宣伝や実益なども伴います。この供養の目玉は、たとえヨレヨレの古ネクタイでも、この供養で出して奉納すれば、1本5,000円はする西陣織のネクタイと交換してもらえるというモノでした。
祭壇の前には、古ネクタイを手にしたサラリーマンや主婦たちが大挙として押し寄せ、押すな押すなの大盛況。主催側があらかじめ用意していた約800本もの西陣織ネクタイは、あっという間に品切れとなったそうです。
そういえば、この時代は今では滅多に目にしないような、やたらと幅の広いネクタイが流行していましたね。
参照 : 昭和53年11月10日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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