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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/11/10

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【今日は何の日?】11月10日=八重洲の大丸で「ネクタイ供養」が開催(1978年)/雑学ネタ帳

ネクタイ(カラフル).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

45年前の1978(昭和53)年。東京駅八重洲口の百貨店・大丸にて、世にも珍しい「ネクタイ供養」が開催されました。

これはこの年、西陣織のネクタイが誕生して100年を迎えたことを記念して、京都府京都市西陣織工業組合が開催したものでした。

使い古しのネクタイや流行遅れのネクタイを会場へと持ち込んでもらい、うやうやしく祭壇へとかけて、神主さんが柏手をポンポンと供養を行いました。

単に神妙に供養するだけではなく、そこはもちろんデパートでの催事とあって宣伝や実益なども伴います。この供養の目玉は、たとえヨレヨレの古ネクタイでも、この供養で出して奉納すれば、1本5,000円はする西陣織のネクタイと交換してもらえるというモノでした。

祭壇の前には、古ネクタイを手にしたサラリーマンや主婦たちが大挙として押し寄せ、押すな押すなの大盛況。主催側があらかじめ用意していた約800本もの西陣織ネクタイは、あっという間に品切れとなったそうです。

そういえば、この時代は今では滅多に目にしないような、やたらと幅の広いネクタイが流行していましたね。

 参照 : 昭和53年11月10日付の読売新聞夕刊

      文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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