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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/11/20

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【今日は何の日?】11月20日=品川火力発電所の第1号発電機が火入れ式(1959年)/ 雑学ネタ帳

11月20日(品川火力発電所).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

64年前の1959(昭和34)年。東京電力が東京・品川ふ頭に建設中だった品川火力発電所の第1期工事がようやく完了。この日の午後2時30分より第1号発電機(出力12万5,000キロワット)の火入れ式が行われ、翌年(60年)の本格開業に向けて運転を開始しました。 

第1号発電機は当初、60年3月に完成予定でしたが、この年の電力需要が予想を大幅に上回ってしまい、冬の電力供給に赤信号が灯ってしまったのです。そのため工期を短縮して予定が前倒され、続く第2号発電機も12月15日に火入れ式を行う運びに。この2機の発電機は96(平成8)年3月まで使用され続けました。

発電所にそびえ立つ2本の煙突(高さ80m)は、長らく品川火力発電所を象徴する湾岸エリアのランドマークでした。建設途中で近隣に位置する羽田空港から「航行の邪魔になる」とクレームが入り、白とだいだい色のストライプに塗り分けられ、夜は赤いランプの航空標識を点滅させ、昼夜を問わずに目立つようになったという経緯もありました。

発電所といえば、怪獣映画などで怪獣に破壊されるお約束の名所とでも呼ぶべき場所。91(平成3)年公開の『ゴジラvsキングギドラ』では、ストライプの旧型煙突が破壊されましたが、4年後(95=平成7年)公開の『ゴジラvsデストロイア』では、現在と同じく新型煙突(写真)の発電所が破壊されています。

 参照 : 昭和34年11月20日付の毎日新聞朝刊

            文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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