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【今日は何の日?】11月22日=業界初! 粉末アルコールが初披露(1966年)/ 雑学ネタ帳
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57年前の1966(昭和41)年。佐藤食品工業株式会社(本社・名古屋市中村区=当時)にて、それまで製造は不可能とされてきた「粉末アルコール」が初披露されました。
大々的に「業界初」が謳われた粉末アルコールは、お酒の香気成分とアルコールをそのまま残し、水分だけを特殊な方法で取り除いた同社の発明でした。目下、特許出願中とあって、その製造法云々については、お披露目の場でも「秘伝中の秘」とシークレットとされました。
40%のアルコールを含む粉末酒は、純白の粉末状で、なめるとかなりの刺激を受けるそうです。佐藤食品側も「さしあたり料理用だが、医薬品にも使えるし、ドロップ式の酒も夢ではない」と猛アピール。とくに「ドロップ式のお酒」の部分は全国の酒飲みたちに大きな希望と期待を抱かせたのでした。
現在、粉末酒は酒税法でも正式承認されており、1980年代には世界主要17か国で製法特許を取得しています。しかし、その利用法は「お酒のドロップ」というよりは、お菓子やコーヒーや紅茶などの嗜好飲料、嗜好食品、各種スープ、水産・畜産加工食などなど幅広い食品に使用されるものとなっています。
参照 : 昭和41年11月23日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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