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【今日は何の日?】11月23日=大相撲九州場所、國登が「雷電賞」を受賞(1958年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
65年前の1958(昭和33)年。この日に千秋楽を迎えた大相撲九州場所(福岡スポーツセンター)は、大関・朝汐が14勝1敗で優勝。殊勲賞は北の洋(東前頭筆頭)、技能賞が若瀬川(東前頭6枚目)、敢闘賞が安念山(東前頭2枚目)が受賞し、雷電賞を國登(くにのぼり=東前頭15枚目)が受賞しました。
他の三賞は現在もおなじみですが、「雷電賞」とは聞きなれない賞です。これは55(昭和30)年の3月場所から読売新聞社によって制定され、選考委員会の決議ではなく、関脇以下で最高成績を挙げた力士が自動的に受賞できる賞(※同成績の場合は番付上位の力士が受賞)だったのです。
週刊読売にて大相撲史上最強の力士と語り継がれる雷電為右衛門を題材とした尾崎士郎さんの小説『雷電』が連載スタートし、雑誌『大相撲』が同社から刊行されるのを機に制定された賞とされています。以降10年間、65(昭和40)年11月まで制定され続けていました。大相撲のさまざまな賞において、実在力士の名を冠していた唯一の賞としても知られています。
この場所、12勝3敗の好成績で堂々「雷電賞」を受賞した國登(高砂部屋)は、174cm、126kgの体躯で、まるで相撲人形を思わせる典型的な「お相撲さん体型」で、当時の子どもたちからも高い人気を誇った名力士でした。
お笑い芸人にしてミュージシャン、元たけし軍団のグレート義太夫さんは、そんな國登の甥っ子にあたります。よくテレビやラジオ番組などで師匠のビートたけしさんから「こいつのデブは筋金入りなんだから」「血統書つきのデブ!」などと義太夫さんがいじられていたのも納得ですね。
参照 : 昭和33年11月24日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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