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【今日は何の日?】11月24日=小道具の風船が爆発し、芦屋雁之助が重傷(1960年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
63年前の1960(昭和35)年。深夜0時ごろ、松竹京都撮影所第二ステージ(京都市右京区太秦)で正月用映画『続々番頭はんと丁稚どん』(的位邦雄監督)の撮影中、小番頭の雁七役で出演する芦屋雁之助さん(当時29歳)のお腹の中に入れていた風船が爆発。雁之助さんは胸、手、下アゴなど上半身を火傷し、全治2か月の重傷を負いました。
これは冒頭にて、丁稚役の大村崑さん(崑松)、芦屋小雁さん(小松)とともに並んで、ギャグを演じるおなじみのシーン。雁之助さんのお腹をふくらませるために、直径40cmほどのゴム風船をお腹の周囲に入れ、それに酸素ボンベからのゴム管経由でふくらませていました。
その風船をまたつぶすためにライターで火をつけたところ、周囲が燃え出し、風船も爆発してしまった模様です。
不幸中の幸いにして、雁之助さんの出演シーンは、ほぼ撮り終えていたため、映画は予定通りに封切り(61年1月3日)されました。
参照 : 昭和35年11月24日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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